論文管理ソフト Zotero がよかった
論文管理ソフトの紹介ですがOSがUbuntuである主の偏見、好みが多く含まれていることに注意してください。今回はZoteroの紹介をするだけなので導入編は次回。
論文は増え続けるためそれを管理するために論文管理ソフトをつかっている人が研究者ならほとんどだと思うが何をつかっているだろうか。
私はOSがUbuntuであるという事情もあって選択肢が少ないがはじめに定番のMandelyを使っていた。ただなんとなくUIが微妙なのと無料だと保存できる論文数が少ない(正確にはデータ量)ので乗り換えたくなりRefworksへ。
Refworksは所属組織が契約していれば無料で使えて保存できるデータ数もかなり大きい。機能はMandelyとあまり変わらなかったと思う。ただ、これはUIがmandelyよりさらに微妙な気がした。ブラウザソフトなのでブラウザによって多少使用感は異なるかもしれないが論文内での文字の検索ができないことや論文の一覧での表示に安定感がなかったり文字の選択がしにくかったり。とにかく使っていて少しづつストレスが溜まっていった。これはよくない。そしてある日OSの入れ直しとか色々してたら論文のダウンロードができなくなっていた。ふざけるな。使えなさすぎる。ということでこれをきっかけにあらたな論文管理ソフトを探して見つけたのがZotero
まず標準でLinuxに対応しているのが素晴らしい。RefworksやMandelyも対応してるだろという声が聞こえてきそうだがあいつらはあくまでブラウザソフトだからOSが関係ない。それに対してZoteroはデスクトップアプリでありながらLinux,Windows,masOSの全てに対応している。ありがたい。またありがちな例としてLinuxは対応してるけどプラグインが使えないとかっていうこともない。本当に全OS対応してる。(Androidタブレットは知らん。)
ということで機能面だが基本的な機能はMandelyやRefworksと大体同じものが備わっている。
- 論文のpdfからメタ情報の自動読み込み
- 論文へのタグ付け
- 論文へのコメント、マーキング等
他の論文管理ソフトにはないZoteroの強みは次の通り。
chrome拡張機能での論文取り込み
https://chrome.google.com/webstore/detail/zotero-connector/ekhagklcjbdpajgpjgmbionohlpdbjgc
上記のリンクからchomeの拡張機能がインストール可能。
論文のページにいるときにこの拡張機能でsaveとすればソフトに論文が取り込まれる。すごい。pdfのダウンロードも勝手にやってくれる。
例えばこの論文のページに行く。 ページを開いているときに右上の拡張機能をクリックするだけでソフトに取り込まれる。 便利すぎる。
データの保存先
論文管理ソフトで問題になる保存可能なデータ容量だが無料版はあまりおおきくない。
ただしこれもすごいのが論文自体のpdfデータはZotero以外のところに保存可能である。つまりローカルでもGoogleドライブでも何でもいい。メタデータだけはZoteroに保存しないといけないがメタデータは小さいのであまり意識する必要も無さそう。
私はこれでMEGAというクラウドサービスを保存先にしている。クラウドに保存しておけば複数のPCからもアクセス可能だしPCがぶっ壊れてもどうにかなる。
論文管理ソフトはデータの保存先がそのソフトのクラウドだけでデータを増やしたければその論文管理ソフトに課金するしかないということも多いのでこれはかなりありがたい機能。
プラグイン
zoteroには複数のプラグインがある。イメージ的にはThunderbirdと同じ感じ(これで伝わる人がどれだけいるのだろう)。
そのなかでお気に入りなのはZotero-pdf-translate。名前の通り論文を翻訳してくれる。選択した部分を翻訳してくれるプラグイン。翻訳に使われるのはGoogle翻訳にしたりDeeplにしたり自分で設定できる。外部の翻訳ソフトを使えるのは便利。
また単語の辞書も使える。選択を文字列ではなく一単語だけにすれば辞書を出してくれる。便利すぎる。Weblioの結果をすぐに出してくれる。英語が完璧でない人にとっては論文を読みながら単語は少なからず調べると思うのでこれがあればいちいちブラウザで調べる必要なく選択するだけで表示される。凄すぎる。
まとめ
以上、いかにZoteroが優れているかわかっていただけただろうか。正直まだそこまで魅力を感じていないならば今すぐインストールしてみてほしい。使っているうちによさがわかると思う。デザインはシンプルだがUIはかなり整理されていると感じる。
ということでじゃあZoteroインストールのための導入編は次回。